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森義道会長メッセージ

グループの責任を持つものとしての心境

Last Updated on 2020年6月9日 by グループ本部事務局

今、自信があるかというならば、疑問符の残る心境です。
私自身、「このグループを率いるだけの自信がある」と考えたこともありません。
ただ、故手塚名誉会長が生前に夢と理想としたことを、記憶に留めていて実践しているだけなのです。
今はただ、その事を意識して、このグループの指揮を取っているという事です。

幸いなことに、多くの能力を持ち合わせた、本部長をはじめ指導員の方々、道場生やご父兄の皆様と一緒に行動を共にすることができています。
いかにして、会長の思いをもって、日々生活するかという事だけが私の信条なのです。
その為に、支えてくれるスタッフをより高め、できるだけ力になるような努力をしています。

私自身に能力があって会長になっているのではありません。

ただ、日々黙々と成すべきことを、一つ一つ積み上げて、進めています。
そのような事で、手塚会長の心を抱いて進むだけであり、自分の内容の無さは弁明しません。
今の心境は、手塚グループと共にという事で、個人と世界が一つになっています。
このグループを束ねるという事は、公的な事に疲れも忘れて走り続けるという事に他なりません。

そんな心境で一日を過ごしています。
「個人と世界」が行ったり来たりの毎日です。
そのような歩みが、会長としての原則的な立場なのだと悟ることもあります。
もうこうなると、損得で生きるような感覚は全く無くなってしまいます。

さて、仙台は晴天の予想でしたが、朝からどんよりとした雲が覆いかぶさっていました。
上空に零下二十一度の冷気が覆いかぶさっているという事でした。
午後から、すこし晴れ間が現れましたが冷たい空気に変わりはありませんでした。
ジャガイモは蒔きましたが、夏野菜を明後日に植えようという計画で行動しました。

我が妻も連休を利用して旅に出かけたので、一人で後半の連休は過ごします。
膝に絆創膏を張って、痛みの軽減をしようともしています。
ここまで使ってきた肉体も悲鳴を上げているのでしょう。
「それでも、頑張ってくれよ」と言い聞かせて、今日も鞭打って過ごします。

今の生活では、責任感が無くなってしまったら、腑抜け状態になりそうです。
私自身に何ができるのかということを、試行錯誤する日々であります。
いつも、一日の生活の中で、チェックしていることは、グループの為になっているかという事です。
朝一歩踏み出す時に、自分の心に何を浮かべているかという事の確認をするのです。

会長という立場で、何か誤っていることがあったら大変だと思います。
手塚会長と築いてきた内容と功績を駄目にしたら取り返しがつきません。
過ぎ行く歳月共に、流されないようにという気持ちだけが先立ちます。
荒野で禿鷹の餌食にはなりたくないものです。

今日も、今の立場に安住するのではなく、故手塚名誉会長と共に開拓したことを思い浮かべるのです。
確かに、困難な環境を突破して、明日へ向かう希望を抱いて準備してきたものです。
そのような意味では、今でも責任を持つのですから、戦闘態勢という事でしょう。
決して、グループが負けてはならないという信念なのです。

現場で不満があるならば、すぐに飛んでいきます。
やるべき体制を何としても整えて、行くという意識で今日も過ごしました。

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森 義道 極真空手九段
極真会館手塚グループ会長
極真会館宮城県本部長
故大山総裁存命中に数々の選手権大会に出場、空手道を極めんと志す。
その後、青少年教育をはじめとする社会貢献を目指し、法務大臣より保護司の委嘱を受け、さらに少年警察補導委員にも推挙任命される。これまでの功績を鑑み、手塚文子代表の推薦を受け全国本部長の承認を経て2017年12月9日に新会長に任命される。

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